聴診器

16/11/23
怖いと思ったことはないけれど、時々思い出すこと。三十年近く前の話。 
医学部附属病院に研修医で勤務していた頃の話。 

ほぼ毎週、土曜日か日曜日は、どこか他の病院の当直に行かされていた。 
一般の病院の勤務医は暦の通りに休むから、誰かが代わりをさせられる。 

その当時に担当していた、重症で危ない患者さんのうちのひとり。 
骨髄異形成症候群の白血病化、40歳台?の女性で、幼稚園生の娘さんがいた。 
不思議と旦那さんの事の記憶がない。いれば、病気の説明や
容態が危ういことを旦那さんに何回も話したはず。