小学一年生の時、親にはじめてゲーム機を買ってもらった。
そのゲーム機というのがスーファミだったんだけど、世は1997年、プレステや
セガサターンが大流行してた年で、
「貧乏なうちの家計ではひと世代前のこれが精一杯なのか」
って子供ながらに寂しく思ったのを覚えている。
その時に合わせて買ってもらったゲームソフトがドンキーコング3だった。
ロックマンXやバイオがやりたかったオレとしては
「子供じみたゲームだ」
ってここでも親のチョイスに不満を持ったが、いざゲームを始めてみると
さすが任天堂の傑作ゲー、俺ら兄弟はすぐに画面を縦横無尽に駆け回る
サルの姉妹のトリコになった。