宗教

11/08/04
先日、婆ちゃんが亡くなったときの話。

住んでる地方は戦時中から妙にカルト宗教率が高くて、婆ちゃんは思いっきりそういう宗教に入っていた。婆ちゃん貧乏なくせに結構な額のお金も納めるくらい熱心な信者。

婆ちゃんはものすごい苦労人で、貧乏で子だくさんなのに旦那が全然働かない人だったらしく、一度家を手に入れても数カ月で手放さなきゃいけなくなったり、住むところがなくてよくわからない人と同居生活しなきゃ行けなくなったり、壮絶な人生を送っていたようだ。

幸せな老後なんてものもなくて、あちこちで借金しまくりの長男夫婦のせいで、結局最後の最後まで苦労とは切っても切れない縁だったようだ。(この夫婦には自分の家族も借金肩代わりさせられそうになったりしている)

そんなもんだから、そういう宗教に頼っちゃうのもしょうがないよな、と考えていた。