病院

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名無し2016/07/16(土) ID:Gft
定年目前の父が怪我で入院した。
幸い軽度で、経過さえよければほぼ全快して退院できると医師にいわれた。

家族(母、私、姉)でお見舞いに行ったとき、父は寝てたんだけど、父の職場の人が数人訪ねてきた。

母と同い年くらい(50代くらい)の女性が泣きながら眠る父に駆け寄り、父の手を取り跪いた。
他の数人(若い人も父くらいの人も男女10人くらいいた)は、母に離婚しろと言う。

曰わく

・父と、このAさんは両思いで、深い絆で結ばれている

・やましいことは何もしてない。しかし父に何かあったときに何も出来ないAさんがあまりに不憫である。
定年退職後では、大っぴらに会うことも出来なくなる。

・今日だってAさんはあなた方を気遣って来ることを躊躇っていた。
しかし、ごらんの通り誰よりも父のことを想っているんですよ…等々。

言い返したかったが、母が静かに聞いていたので黙っていた。姉も同じ。