16/05/04
いとこの娘(5才)が亡くなった。 
すごく急な話だったけど、妹といとこは同い年で 
小さい時から親しくしていたので、家族で葬儀に参加した。 

女の子がすごく可愛がられていた事や、いとこ自身も自慢の子だったらしくて 
生前、私や妹にも

「早く産みなよ、手遅れになっちゃうよ」

や、結婚している私には

「もしかして…不妊てやつ?授からないなんて前世で悪い事でもしたんじゃないのw」

と、結構ヒドくバカにされていた。
まあでも子どもは可愛がられているからいいか、と諦めていた。

葬儀終わりに泣き崩れているいとこが心配で私が背中をさすると、いとこが豹変

「やめて!あんたに触られたら不妊が移るじゃない!!私はまた産むから!
今度は完璧な子を産んでみせる!娘はやっぱりダメな子だった!
前から思ってたの、コイツダメだ、大した才能ないし可愛くもないし!」

と、突如亡くなった娘を罵倒し始めて
次は男の子にする!男の子なら大丈夫!と叫び出し、妹にも

「いい気味だと思ってんだろ?あ!?」
 
と絡みだして、結局ヒステリー状態で救急車に乗って病院に搬送されていった。
 
単に取り乱していたのかも知れないけど、娘をなくした悲しみよりも、
身内で『勝てる切り札』をなくしたかのような言い方で、
それを聞いた時には背筋がゾクっとした。 

そしてそのいとこは今また妊娠している。


859 :名無し\(^o^)/ ID:7/lDer5kFrd.net
今までにあった修羅場を語れ 28話目