宗右衛門町

16/06/02

自分じゃなくて友人が目撃した修羅場な現場 

大阪のミナミにある宗右衛門町っていう、ホストクラブやキャバクラ、
無料案内所だのが集まったいわゆる『夜の街』での出来事。
並んで歩いてた3人組の若いホストのうちの1人が杖をついたお爺ちゃんにぶつかった。 

「ジジイどこ見て歩いとんじゃゴラ!」 

と、ぶつかったホストがお爺ちゃんに掴みかかった。 

大阪の人なら分かると思いますが、
そこは車同士が対向出来ないぐらいの道端&両端に通行人が行き交う狭い路地。
ただでさえ狭い道幅を占めて歩いてたホスト側に非があるのに、お爺ちゃんは

「すいません、すいません」

と丁寧に謝っていた。 
そんな物腰の低いお爺ちゃんの態度にホスト達が調子に乗り、

「うわ今ので怪我したわ~w病院行かなアカンな~ww」 

「おいどないしてくれんねんジジイ!」 

と、恐喝じみたことをしてきた。それでもお爺ちゃんは

「すみません、すみません」

と謝るばかり。そこでとうとうぶつかったホストが 

「てめーふざけんなよゴラ!」 

と、お爺ちゃんの杖を蹴り飛ばした。
ここら辺で周りに集まってきた野次馬がざわつくも、
関わりたくなさげに遠目から見ていただけだった。 

お爺ちゃんは困った顔をしつつ、

「そうですか・・・。すみません、そうしましたらウチの者を呼ばせて頂きますから・・・」

と、電話を取り出してどこかに連絡した。 

「おう何でもええからはよしろや!」

と、お爺ちゃんが電話を切った後もホストは調子に乗って
小突いたり暴言吐いたりと酷いことをしてた。 

そして数分後、狭い路地の奥から黒塗りのレクサスがすっ飛んできて
ホスト達とお爺ちゃんの横に停車。
勢いよく開けたドアから出てきた人が開口一番にこう言った。 

「叔父貴!大丈夫ですか!?」 

その瞬間にさっきまでヘラヘラしてたホスト達がフリーズ。
周りの野次馬達のほとんどがサーッと引き上げてその場から立ち去って行った。 

車から出てきた色黒の黒いスーツ姿で恰幅の良いおじさんは、
どう見てもその筋の人です本当にありが(ry
おじさんは叔父貴と呼んだお爺ちゃんの傍に駆け寄って

「何があったんですか!?」

と焦っていた。
それでもお爺ちゃんは物腰の低いまま、ゆったりと先程の事を話し出した。 

「いやぁ僕がね、この方達に『粗相』をしてしまってご迷惑をお掛けしてしまったんですよ。こちらが謝っても大変ご立腹でね、どう詫びればいいかと思ってね」 

おじさんは電柱の近くで転げ落ちてる杖と青ざめたホスト達を見比べて
何かを察したように頷いた。 

「うちの叔父貴がエラい迷惑かけたみたいやな。ちょっと話聞きたいから車乗ってもらおか」 

とホストに詰め寄った。 

「え、いや迷惑とかそんな・・・」

「ええから乗ってや」 

「違うんです・・・!ボクら」

「違わんから乗れや」 

しびれを切らしたおじさんがぶつかったホストの胸倉を掴んで車に乗るように催促。
ホスト達は涙目で周りに助けを求めるようにキョロキョロし出すも、
さっきまで集まってた野次馬がいない&目があってもスルーされていった。 

そしてとうとうホスト3人組は車に乗せられて宗右衛門町の奥へと消えて行った。 
その後彼らがどうなったかは知らない。 

ホストに涙目で訴えられて、華麗にスルーした友人の修羅場な現場でした。 
長文乱文失礼しました。


125 :名無し\(^o^)/ ID:nhjd7E.net
今までにあった修羅場を語れ 29話目