恨み

16/05/26

吐き出そうにも、知人に直に吐き出すには重たすぎて、
でもどこかに吐き捨てたいと思って。
質問スレにどこ向きかと質問したら、ここ向きのようなので書いていく。
『あった』というよりも、『現在進行形』に近いけども。


まず前提として、俺は一応ハーフなんだ。
一応なんて表現してるのは、生まれてこの方日本から出たことがない上に、
見た目も考え方も日本人だから。
それで、俺がハーフってことは、親の片方が外国人なわけで、
この、外国人の母親が色々起こした。

最初の事件が起きたのは、俺が小学生くらいの時。
元々母親は水商売の人間で、俺が生まれてからもその手の仕事をしていたんだ。
でも、俺が小学生の高学年になったくらいから、
だんだんと帰る時間が遅くなり始めた。

水商売だから元々帰宅時間は遅くて、日付が変わるくらいの時間だったんだが、
それがほぼ早朝になり始めたんだ。
それが元で、父親と母親が喧嘩する日々が始まった。
子供の目の前でもお構いなしでの怒鳴り合いだったのを覚えてる。
それでも、近所に住んでいた祖母が仲裁に入って、一度は収まったんだ。
でも、収まってなかった。

元々母親は年に1回程度帰国していたんだが、大喧嘩をした次の年

「今年は1ヶ月くらい帰っても、いい?」

と言って、俺も父親もそれを了承したんだ。その時の俺は

「そういうこともあるよね」

程度の気分で、父親は

「太郎(俺仮名)が許すなら」

と言って。母親は1ヶ月経っても戻ってこなかった。

ただ、俺、その頃の母親が居ない間の記憶がかなり薄い。
叔母さんや当時からの友人は

「あの時の太郎はおかしかった」

って言うから、多分、子供心に相当なショックがあったんだと思う。
祖母もその時の心労から寝たきりになってしまったし。

しばらくして……多分、半年か1年かくらいだと思うんだけど、
それくらい経ってから母親は帰ってきた。

「浮気して、子供ができて別れようと思ったけど、
子供が流れたから太郎が恋しくなった」

っていう最低の理由で。
(この理由は成人してから、父親が泥酔した時に半ば無理矢理聞き出した)

父親は、俺がまだ小学生で、母親は必要だろうって言う理由で、
戻ってきた母親を受け入れた。
とはいえ夫婦関係は子供の俺から見ても破綻してた。
それでも、二人共、俺を理由にギリギリつながってた。
ここまでが第一の事件。


第二の事件は、俺が大学生になった後に起きた。
中学、高校の間はギリギリ家庭の体を成していたんだ。
でも、それがまた母親によってぶっ壊された。

俺は県外の大学に進学していて、長期の休みになったから帰省したんだ。
だいたい昼過ぎあたりに帰り着いたんだが、父親は腰を痛めて病院へ行っていて
母親は友人と出るという伝言をメールで残していて誰もいなかった。

母親は夕飯を作り置きした上で出かけていたことも、さして気に留めなかった。
病院から帰ってきた父親と、母親の帰宅が遅いと気にしながら
夕食をとったくらいだった。

でも、0時を回っても母親は帰ってこなかった。
母親の荷物が、母親の部屋から全て消えていた。
さすがにおかしいと思った父親が母親の部屋に踏み込んで分かったんだ。

半狂乱になりながら

「見ろ、太郎!」

と母親の部屋の中、空になったタンスやらクローゼットやらを
開ける父親の姿が、いまだに忘れられない。

しかし、母親の置き手紙も何もないから何事かと、
各所に手掛かりを聞いて回った。
でも、その結果分かったのは、
母親は離婚届を偽造して提出した上で消えていたこと、
かなり周到に用意してから決行した様子だということ、
そして日本人の浮気相手が居たこと、多分国に帰っていること。
追い打ちみたいな事実だったよ。

俺の様子がおかしいことに気づいた大学の先輩が

「飲むぞ」

と言ってくれなかったら、多分俺、そこで砕けてた。

一時期情緒不安定になったり、
母親の得意料理だったパスタを身体が拒否したり大変だったけど、
先輩やら友人やらに恵まれていたお陰でどうにか乗り切った。
母親はもう死んだと思うことに決めたけどな。


それから無事大学も卒業して、数年経って……第三の事件は、つい先日起きた。
あの女から、父親の携帯に連絡が来たんだ。
(父親、ずっと携帯番号一緒だったから)

内容は

「あの時はごめんなさい。日本で働きたいから、助けてくれ」

ってものだった。
あの女は一応日本の永住権を持っていたんだが、
出て行って何年も経ってしまったせいで
永住権が使いものにならなくなったらしい。
だから、日本人の保証人?が必要らしい。

俺はキレたが、その前に親父がキレてた。親父は

「言う相手が違う」

と返したらしい。
頼むなら、離婚届の偽造やらの入れ知恵をした浮気相手に頼めという意味で、
そう返したらしい。

でも、あの女はその内容を曲解して

「太郎には申し訳ないことをした」

と返してきた。
でも、俺への謝罪はその一文だけ。

それ以下は

「病気にかかった」

「治療費がない」

「生活が苦しい」

といった、いかに自分自身が可哀想な状況にあるかの羅列だった。


親父は俺に

「どうする?」

と聞いた。俺は

「知るか」

と返した。
地獄に落ちるなら、勝手に落ちろと思った。

それが数日前。
今のところ、あの女からのリアクションはない。
しかし、今までのあれこれが俺の脳内でフラッシュバックしていることと、
実の母親相手に

「地獄に落ちろ。因果応報だ」

と思っている自分が居ることに、心中がぐっちゃぐちゃ。


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今までにあった修羅場を語れ【その17】