宅配物

16/06/02

昔、宅急便の配達員をしていた。 
月に二回くらいのペースで配達する家があり、段箱はいつも壊れ物扱いだった。 
そのうち段々と箱が重くなり、生ゴミみたいな匂いがするようになった。 
まさか金掛けて生ゴミ送る人もいないだろうしドリアンとかかな…と思っていた。

ある日積み荷を準備して走りだし3件くらい回った30分程した頃、荷台の積み荷から

「わむー……わむぅーうぅー」

みたいな鳴き声がしている。 
何とか時間指定の所を急いで回り、空き地に停めてわむぅの箱を探しだした。
明らかに箱が動いていて内側から開けようとしていた。。  

届け先に連絡して事情を話し、箱を開ける事になった。 
箱の中には、生ゴミに埋もれ、後ろ脚を傷つけられた猫が入っていた、、 
急いで猫を出して水を飲ませて届け先に生ゴミ箱と猫を届けた。

受け取りをした女性は姑から嫌がらせをされており 
ゴミや切り刻まれた衣類などを送り付けられていたらしい。 

女性は「申し訳ございません」と謝り、猫を病院に連れていった。
それからその家への届け物はなくなり、自分も転職した。

つい最近自分の飼い猫をワクチンに連れていったら、その時の女性とあの猫に遭遇した。 
女性はあのときより格段に元気そうで、猫もちゃんと 
生きて可愛がられているみたいだった。
 
双方元気そうだったので記念に書いた。


483 :名無し\(^o^)/ ID:jgdD7/9.net
今まで生きてきて凄く衝撃的だった体験 141度目