引用元:今までにあった最大の修羅場を語るスレ9
https://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1489655833/
775: 鬼女まとめちゃんねる 20/04/01(水)21:22:39 ID:KFj
前妻はある日突然、ほぼ全財産が入った通帳を持って姿を消した。
置き手紙には、「大好きなXX君と幸せになる」とか書いてあった。
程無くしてタチの悪い所から多額の金を借りていた事も発覚した。
建てたばかりの家を売り、義両親からの慰謝料、親兄弟から借りた金を注ぎ込み
何とか借金は返せたが、ローンは残ったままだった。
残された小さい娘と、狭いアパートでの生活。
両親は遠方なので頼れず、それでも足腰の弱い義母が孫に当たる娘の面倒を見てくれて、
俺も部署を変えて仕事量も調節して、何とか大体定時に帰れる様にして、娘を育てていた。
娘も小学校に上がり、僅かながら貯金も出来て、何とか生活が落ち着いた頃、娘が学校から帰って来なかった。
学校の学童に連絡すると、母であるという女性が迎えに来たからそのまま引き渡したという。
パニックになった所で、前妻から連絡があり、娘を迎える準備が整ったから迎えてにきて上げた、
これから○○は私達と仲良くくらす、今までご苦労さまと言われた。
警察にも通報したが、家族間のトラブルなので民事不介入だと相手にしてもらえなかった。
そのまま娘とは、二度と会えなかった。
前妻と何度か会って交渉し、裁判も起こしたが、親権を取る事は出来なかった。
離婚は何とか成立させたが、慰謝料は未払いと認定された婚姻費用と相殺された。
養育費を一括で支払う事を条件に、月1回の面会を約束させたが、
養育費を支払った直後に前妻一家は娘ごと再度行方をくらませた。
俺に残ったのは、家のローンと養育費を用意する為にした借金だけだった。
義両親は、終の棲家だという家を売り、営んでいた事務所も整理し、俺のローンと借金を支払った。
子の不始末は私達にさせてくれといって、断ったが頑として譲って貰えなかった。
程なくして義母が亡くなり、後を追う様に義父も無くなってしまった。
週に1度は顔を見せる様にはしていたが、最期は孤独死に近い形で亡くなっていた。
義両親は地元の人達に慕われており、彼らを死に追いやった悪魔として周囲からは阻害され
同じ地元の会社からも、解雇に近い形で自主退職を強要された。
776: 鬼女まとめちゃんねる 20/04/01(水)21:26:00 ID:KFj
会社を辞め、遠い県外に引っ越して再就職した。
一人の寂しさを紛らわす為に通っていた小料理屋で、夫に捨てられ養育費もロクに支払われず、
やむを得ずスナックで働いてるというシングルマザーの女性と出会った。
お互い伴侶に傷つけられた者同士、傷を舐め合う様に意気投合し、仲良くなり、俺達は再婚した。
2年後には今の妻との子供も産まれた。連れ子である長男、俺達の子供である長女、次男、別け隔てなく接して来たつもりだ。
色々と衝突もあったし、苦労もあったが、今ではそれなりに皆仲良くやってる。
けれど、前妻との間に出来た、初めての子供、娘の存在を忘れた事はいっぺんも無かった。
きょうびになって、娘から手紙が届いた。探偵を使って何とか俺を探し出したらしい。
娘は俺の前から行方をくらませた後、別の県で暮らしていた。
あちらも再婚し、子供が出来たが、俺の子供ではないからと前妻と前妻夫、二人から邪魔者扱いされる様になり、前妻からはロクに飯も与えられず、前妻夫からは、性的虐待も含めた虐待を受けて育って来た、と書かれてあった。
高校卒業といっぺんに家を出て、食べる為には何でもやって、今は夜の世界で働いとると。
父である俺に会いたい気持ちと、もしあのままあなたと暮らしていたら、あんな酷い環境で苦しむ事も無かったのにと逆恨みだけど恨みに思ってる気持ちで混乱しているから、私が気持ちを整理して、ちゃんと会える様になるまで
待っていて欲しい、と書かれていた。
こんな事、妻にも子供にも吐き出せず、悩んでいる。
もし俺が、もっと必死になって、無理矢理にでも娘を取り戻していたら、
娘が苦しむ事も無かったんじゃないかと、今更ながらに後悔してる。
修羅場というよりは、地獄だ。
俺だけがそれなりに幸せになってしまって、とても心苦しい。
778: 鬼女まとめちゃんねる 20/04/02(木)00:59:04 ID:koG
>>776
書き込み内容が本当なら、あんたに罪はない
でも最初の娘さんが、無理やり置かれた理不尽な環境のせいで今現在辛い思いをしているのも事実
今の自分の家族を大切にしつつ、
最初の娘さんの気持ちを尊重しながら父親として出来るだけ力になって上げればいいと思う
まずは娘さんに、「会いたくなったらお父さんがいつでも力になるよ」と伝えてあげてほしい
matometemita
がしました