駅のホーム

引用元:笑える修羅場、衝撃体験【お茶請けに】
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1452252732/

96: 鬼女まとめちゃんねる 2016/01/21(木)01:32:19 ID:3IM
今でもあれは現実だったのだろうかと不安になる話。

もうすぐ3月になろうかという肌寒い時期のことだった。私は別れた彼氏に会っていた。
貸したものを返してもらって、全て清算するためだった。

「それじゃ」

私をふり、元カノとヨリを戻した彼氏は冷たく素っ気なかった。

踵を返しさっさと帰っていく後ろ姿を見て

(あーあ、これで私とあの人をつなぐものは何一つ無くなってしまった)

と心底悲しくなった。




うっかりすると道端で大泣きしてしまいそうで、急いで駅に向かった。
涙の滲んだ目に晩冬の風がしみる。
なんとか涙の粒がこぼれる前に駅に着くことが出来た。

改札を抜け、ホームまでの階段を昇る途中

(失恋した後に涙を拭きながら電車に乗るなんてドラマみたいね)

と自嘲した。


97: 鬼女まとめちゃんねる 2016/01/21(木)01:33:25 ID:3IM
と、そのとき目の前に●が現れた。

紛うことなき●。しかも結構でかい。階段昇りきったところのど真ん中に。

超びっくりした。

えー?!●?ここ駅のホームだよ?私、たった今大失恋したばっかりなのによりによって●なの?もうちょっと失恋の余韻にひたらせてくれても良くない?ってゆーかこの●にリアクションしたら負けな気がする。よし、スルーしよう。

こんなことをパニクりながら一生懸命考えて、●なんて見てませんよ的な顔をして電車をひたすら待った。
もうこの時点で失恋はまあまあ悲しかったものの、問題は完全にあの●の存在を思考からいかにして追い出すかにすり替わっていた。涙は完全に乾き切り、二度と流れることは無かった。

お陰様?で全く失恋を引きずることなく、すぐに立ち直れた。悲劇のヒロイン気取りのバカの脳天を冷やす威力はハンパない。
けれど、副作用として元カレのことを思い出そうとすると●が邪魔して顔も思い出せなくなった。元カレがした●ってわけでもないのに…。

ところで、誰かあの●の経緯を知ってる人はいないのかなぁ。2007年の2月、JR鶴舞駅のでのことなんだけど。多分、人間の仕業だと思うんだよね。

スレチでごめんね。


98: 鬼女まとめちゃんねる 2016/01/21(木)01:48:24 ID:EzE
>>97を元気付けようと、●の神様が置いといてくれたんだよ
●のお陰で立ち直れて良かったね^^


99: 鬼女まとめちゃんねる 2016/01/21(木)07:36:51 ID:Z7f
>>96
やだ……この、スレ●臭いwww
前半の悲劇のヒロインっぷりと
後半の●羅列との対比が素晴らしい
それ以降も運気が上がってそうねw