お水

636:
名無しさん@HOME 2012/11/20(火) 09:14:50.99 0
俺とクズ母の関わり合いの長い修羅場。 

俺が小学生の頃、母が浮気。それがもとで離婚。 
俺は母と、母方祖父母の家に身を寄せた。 
俺が中学生の頃、母に男ができて出て行った。 

俺はじいちゃん、ばあちゃんと、徒歩15分ぐらいの距離に 
住んでいる叔母夫婦にかわいがられて、ぐれずに育った。 
よくぐれなかったな、と思う。  

自分で言うと嫌味だが、成績もよく一流大学卒、一流企業に就職。
前途洋々だと思った。 
就職直後、俺が仕事の都合で一人暮らしを始めて、じいちゃんが病死。
ばあちゃんが一人暮らしになり、クズ母がばあちゃんにすり寄るようになった。 

ばあちゃんは心細かったのか、クズ母を受け入れたかったんだと思うが、
俺は断固拒否。この件は膠着状態で数年経過。 


637: 636 2012/11/20(火) 09:15:41.05 0 
当時の部長(取締役目前と言われていたエリートの本流)の娘を紹介され、
いい子だと思って結婚前提付き合い、結婚することに。 
うちに挨拶に連れて行った。ばあちゃんと叔母夫婦と顔合わせするためだった。
和気藹々と過ごしていた。 

そこになぜかクズ母登場。ばあちゃんがうっかり口を滑らしたらしい。 
対外的にはクズ母は再婚して出て行ったことになっていた。 
外見は一見してわかる水商売風。
俺はどう言い訳すればいいのか内心焦っていた。 

クズ母は婚約者の名前(超珍名さん)を聞くなり、超珍名+〇男さんを
知っているかと婚約者に聞いた。婚約者は

「ウチの父の名前ですが?」

クズ母が知ってる人は、婚約者父、俺の上司と同一人物と判明。 

クズ母は

「自分は女性の出張デリバリーサービスの手配もやっていて、超珍名さんは 
個人としても、お得意さん。仕事の接待でも使ってくれるし、いいお客。
お父さんによろしくねぇ~。」

と明るく爆弾投下。婚約者の顔色が変わり、わなわなして帰って行った。 


638: 636 2012/11/20(火) 09:16:35.69 0
俺たちは当然破談。俺はまもなく左遷された。社内的には「流刑地」 
と呼ばれるような、ときどき渡航自粛情報が出る国ですよ・・・・。

そこで数年過ごすうち、単身日本人ボランティアとして来ていた 
彼女と知り合い結婚。こんなところにボランティアに来るぐらいなので 
男前な性格で、昔の婚約者とは正反対なたくましいやつです。
自分のパートナーとしては、この嫁がぴったりだった、と思う。 

本社では元婚約者の上司が取引先との癒着がばれて、末端の子会社の 
社長に飛ばされ、二度と本社復帰はないと聞いた。
刑事告発するべきかどうかまで社内会議ではもめた案件だった、と。

元婚約者は俺との破談後、すぐに社内で遊び人と言われている男と結婚して、
うまく行かずに離婚した、と聞いた。 


クズ母は去年、子宮頸がんが元で死んだ。 
クズ母が爆弾を投下したときは、俺の人生まるごとめちゃくちゃにされた!
と心底恨んだが、あのまま結婚していたら、社内の派閥抗争に巻き込まれて
元上司といっしょに社内的に、あぼーんしてただろうし、 
お嬢様育ちの元婚約者とはうまく行かなかっただろうなと思うと、 
クズ母の最後の母なりの愛情ボンバーだったかもしれないと 
達観できるようになったので、記念カキコ。 

終わり。読んでくれてありがとう。


655: 名無しさん@HOME 2012/11/20(火) 09:44:04.21 0
>>636 
ドラマみたい!すごい話だ 
よかったね。めぐり合わせもよかったんだろうけど、
636の芯がぶれてないからこそだと思いました


643: 名無しさん@HOME 2012/11/20(火) 09:24:45.97 0
>>638 
なんだろう、めぐり合わせってあるんだね。すごいや。


今までにあった最大の修羅場 £67