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名無しさん@おーぷん :2016/01/17(日)04:50:05 ID:plD

私は既女ではないのですが、
名もない1人の既婚女性のことを知ってほしいので書かせてください。

遠方に住む叔母が急逝しました。
突然のことで、残された叔父、
いとこ2人(高校生と中学生)は呆然とするばかりで、
叔母の姉である母が飛んで行って、色々手配することになりました。

葬儀社では、故人の生前の社会的地位や立場で弔問客の人数を見積もって
お葬式の規模を決めてくれるそうで、
40代で、出身地から遠く離れた場所に住む専業主婦ならこのくらい、
ということでお葬式を出しました。

ところが、弔問客が葬儀社の見積もりよりずいぶん多いのです。
主な弔問客は、親戚、叔母の友人、叔父の仕事関係、いとこの学校関係なのですが、
どれにも当てはまらない子供や若い人たちが何人も来ている。
しかもその人たちは全員、立っているのもやっとなほど号泣している。

叔母と叔父は、養育里親というのをやっていたそうです。
家庭に恵まれない子供たちを、数日から数カ月、あるいは数年、預かるものです。
号泣していたのは、そうやって叔母叔父に育てられた人たちでした。

いとこに聞いてみると、
自分たちが幼い頃からいつも誰か、そういう子供たちがいたそうです。
それが普通と思っていたので、特にいさかいもなく、きょうだいのように育ったと。
しかし人に言いふらすものではないと言い聞かされていて、
叔母の姉である母も知らなかったのです。

子供たちは、もう大人になった人もいましたが、
みな叔母を慕って連絡を取り合っていて、
ずっと大切に思っていてくれたそうです。

叔父は普通の会社員で、叔母も普通の主婦
特にお金持ちでも広い家に住んでいたわけでもありません。

叔母は優しくてちょっと少女趣味で、
バラの花を育てるのが上手で、
庭は丹精込めたバラが咲いていました。
天使は実在するけれど、人間界には長くいられないのだな、と思いました。
叔父もいとこ2人も優しい人です。みんな幸せになってほしい。
叔母がどれほど無念だったかは考えたくない。


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