結婚

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名無しさん@おーぷん :2015/05/28(木)23:00:16 ID:qw3
現在70前の両親の詳しい馴れ初めを聞いたとき。

両親は従姉弟同士で、両祖父母が強く勧めて結婚したというのは知っていた。

実は、父と母はいとこ内の「余りもの」同士だった。

今では全然普通だけど、25過ぎても結婚しようとしないことに両祖父母がやきもきし、特に母方祖父母は発狂寸前(母曰く)だったらしい。

そこで、余り物同士くっつければ万事解決じゃね?親戚づきあいも楽だし、と両祖父母が画策。

しかしあれこれ画策したり脅したり泣き落としてもその気にならない二人にまたやきもき。

実は父は今で言う鉄オタ、母は宝塚オタで、どっちも結婚より趣味が大事なのだが、
地方だったこともあり、当時としてはそんなのは異端すぎて受け入れられない。

ヒートアップした両祖父母は何とか既成事実をと画策。
夏のある日、父が祖父の言いつけで母実家に行くと、帰省していた母が一人で放置されていた。

 全 裸 で。

母を早い時間にお風呂に入らせ、その間に母の着替えから何から祖父母が持ち出して
父実家に向かっていたらしい。
念の入ったことに祖母の下着や洋服まで持ち出していたらしい。

状況を聞いた父が、とりあえず自分の車に積んでいた自分の着替えを渡してその場をしのぎ、
家の中を家探しして、既に結婚した叔母が残していた服を見つけて事なきを得た。

その後、父母は自分たちの親がやった所業に怒りを通り越して呆れ返り、
すごく冷静に話し合いをして、何事もなくw一晩過ごしたという。

で、ふたりの結論は

おたがい、親からの「結婚しろ」「見合いしろ」攻撃にはほとほと疲れた。
ここで話を壊して、また煩わしいバトルを続けるよりも、自分たちならお互い良く知っているし、趣味人なのも承知してるんだから、ここは策に乗って自分たちで結婚したほうが楽だろう。
だが、こんなことをされた以上、両方の親からは出来るだけ援助を引っ張り出そう。

ということになった。

で、母は盛大にマヤり、父は

「屈辱的だ。家を出る!」


と激怒する芝居をして、
両祖父母から結婚資金やら何やらの援助の約束を引き出してから結婚したらしい。

で、結婚後も両親はお互いの趣味には不干渉でそれぞれ楽しんでた。

子供のためのお金はちゃんとかけてたし、家計を壊すほどではなかったものの、
両親共働きでどちらもそこそこ稼ぐ職業だった割には、我が家はさほど裕福ではなかったw
車なんかも私が生まれた祝いに祖父が買ってくれたセダンをかなり長く乗ってたし。

父母は定年過ぎてからもお互いの趣味を楽しんで悠々自適に暮らしてる。

趣味はバラバラだけど仲の良い夫婦だと思っていたのが、そんな経緯と計算ずくの結婚だったと知ったのが衝撃的。

ただ、母の話では子育てに忙しい時期も、それぞれに趣味の時間を持てるようにサポートし合っていたらしいから
そういう信頼関係でうまくいったんだろうと思う。

ただ、母方祖父母は、父と結婚したら母は仕事も趣味もやめて
母方実家の家業と曾祖母の介護を手伝ってくれると期待したのが、
当てが外れてガッカリだったみたいで、
その後も趣味をやめろ、仕事を辞めろと言われたり、祖父から

「長女には生前贈与も多くしてるから遺産はやらん」


と遺言されたりということがあったらしい。母も納得してたのでトラブルにはならなかったらしいけど。


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